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施工事例

石積み (山梨県甲府市)

腰に刀を差している頃に出来た工法です。石積みには、練積みと空積みがあります。練積みは セメントで固めるので表面だけですが、空積みはセメントを使いません。このような工事に参加させて頂いた事に感謝です。

穴太積み(あのうづみ)と言う約400年前に考えられた積み方で積まれています。
現在石垣は、その強度が計算できないということから、公の場に接するところでは2メートル以上を 空積み(セメントを使わないでつむ工法、セメントを使う石積みを練積み)では積んではいけないという法律があります。しかし本来の石垣は、地震や地盤沈下などでも大きな石自身の重量でかみ合い万が一、少し動いても隙間のつめ石がそのクッションとなって、びくともしません。コンクリートは計算で数値は出せますが、歪みに対してはひび割れ等の弱さを見せます。
いろいろな伝統技法が失われていく中、この穴太積みもその中の1つとなりつつあります。

今回、このような工事に参加させて頂いた事、庭造り、石工事の第一人者 故 道家健氏に心より感謝いたします。

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